食べごろの松茸むなし独り身の夜
修行僧さんの句。
食事は一人より大勢が楽しいーとは定番ですが、
こと珍味や旬のものとなると、よけいに一人で
食べるのはもったいないですね。（安寿）
■選外佳作■
我が胸に秘め慕いたる花一輪
過ぎし日の、薄紅色の想い出。コスモスの咲く秋が
帰ってきました。立ち枯れの心に咲く、楚々と咲く
花一輪。今でもほのかに香ります。（もくれん）
外に咲くコスモスはたいてい群れて咲いて
いるのだけれど、心に咲くのはただ一輪。（安寿）
ホームへと急ぐあなたの背中見つめる
連句についてなにも解らずつくったという
初心者です・・・。（秋桜）
デートの後のお見送り？ 相手はただ電車に
乗り遅れまいと急いでいるだけだろうけど、
それがちょっぴり寂しい、一日の終わり。（安寿）
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「筑波の邪道」
ｎ次元空間