泥の中から恋恨の花
せっかくお嫁さんが来るってのにねーすみませんねー。
「恋」は続けたほうがいいのかなって思ったものですから。
でも「花」の字はまずかったでしょうか? （あづさ）
正式な連句では、花に関してはいろいろと難しいことが
ありますが、ここではあまりこだわらずに使ってくださって
構いません。そういえば、「花嫁」という言葉もありますね。
前句から「待たれる嫁も気の毒に」と感じた
私には、新鮮な発想でした。（安寿）
■選外佳作■
人目を競う黄金色の穂
ちょっと付けるのが難しかったですね。
主語が農家の人になる筈ですが、敢えて
実りの稲の穂と取り、頭の比喩としての穂に
継続性を賭けました。(あおば)
黄金色の穂から、私は一面の小麦畑が広がる
ロシアの大地を思いました。
刈られるのに競おうとする稲穂は、
なにやらもの悲しい。(安寿)
戻る
「筑波の邪道」
ｎ次元空間